ブラジルスポーツ相が一転留任 大統領が説得

[ 2013年10月18日 20:06 ]

 ブラジル大統領府は17日、レベロ・スポーツ相が前日に表明した辞任の意向を撤回し、留任することを明らかにした。ルセフ大統領の説得に応じたという。地元メディアが伝えた。

 レベロ氏は16日、来年10月のサンパウロ州知事選に出馬するため、ことし12月に辞任する意向を表明。来年6月開幕のサッカー・ワールドカップ(W杯)の準備に影響が出る可能性も指摘されていた。

 W杯や16年のリオデジャネイロ五輪に向けては、会場の建設工事などで深刻な準備遅れが指摘されており、レベロ氏は引き続き、けん引役を務める。(共同)

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2013年10月18日のニュース