床運動で「シライ2」申請 体操白井、さらに新技

[ 2013年10月18日 16:37 ]

 体操の世界選手権男子床運動で日本史上最年少王者に輝いた17歳の白井健三(神奈川・岸根高)が床運動で見せたF難度の「前方伸身宙返り3回ひねり」をさらに新技「シライ2」として国際体操連盟(FIG)に申請したことが18日、分かった。白井が在学する岸根高教諭で体操部顧問を務める日本体操協会の竹内輝明審判委員長(国際審判員)が明らかにした。

 竹内審判委員長によると、白井はこの技を以前から使っていたが、世界選手権で他の審判員の指摘を受けるまでは誰も発表したことがない技であることに気付かなかったという。FIGが初めて成功したと認定すると「シライ2」となる見通し。

 白井は6日に終了した世界選手権で床運動では新技「後方伸身宙返り4回ひねり」を決め、「シライ」と名前が付く快挙となった。跳馬では韓国選手とともに新技「伸身ユルチェンコ3回ひねり」に成功し、FIGが連名で「シライ/キムヒフン」と命名した。

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2013年10月18日のニュース