社会人日本一へ!47歳・寺西、70で単独首位

[ 2013年10月18日 06:00 ]

初日トップ通過の寺西明

スポニチ主催内閣総理大臣杯第44回日本社会人ゴルフ選手権第1日

(10月17日 神奈川県相模原市 相模原ゴルフクラブ西コース=6920ヤード、パー72)
 社会人ゴルファー日本一を目指して2日間の戦いがスタートし、前半33の猛チャージを見せた寺西明(47)が2アンダー、70で単独トップに立った。豊島豊(36)が1打差の2位につけ、昨年優勝の石川慎一郎(27)は7オーバー、79と出遅れた。最終日は18ホールで争われる。
【大会成績】

 単独トップに立った寺西は「初めてのコースでも落ち着いてプレーできました」と満足そうに振り返った。3番のイーグルで勢いに乗って2バーディー、2ボギーの70。大会初開催となる相模原GCは台風26号の影響で練習ラウンドができなかったが、「台風が来たのが信じられないくらい整備されていました」と、ぶっつけ本番の不安も感じさせなかった。08年は1打差2位、09年はプレーオフで敗れ、10年も3位。優勝こそないものの、関西を代表する実力者として知られるだけに「結果として勝てればいいですね。落ち着いてやれれば」と悲願へ自信をのぞかせた。  

 ≪豊島、逆転Vへ1差≫パー5で3バーディーを奪った豊島が71にまとめ、首位を1打差で追う。東千葉のハンデ3を持つが、相模原でも何度もプレーし、「よく知っているし、大好きなコース」という。各選手とも難しいピン位置に苦しんだが「むちゃをせず、攻めるべきパー5で稼ぐ」という戦略が功を奏した。10年には11位となっているが、ここ2年はスケジュールの都合がつかず、今回が3年ぶりの出場。東京予選、関東大会を通過しての出場で「出るからには優勝を」と逆転を狙う。  

 ▼15位・白石哲也 前半は良かったのに、後半はピンの位置を難しく考えすぎてしまった。上位に伸ばされると苦しいかもしれないが、チャンスはあるので頑張ります。(10年王者。ホームコースで6打差)

 ▼41位・石川慎一郎 もう少し頑張りたかった。台風で練習ラウンドができないのがつらくて、コースが狭く感じた。アプローチは良かったが、ピンポジションが難しかった。(昨年の優勝者は79と出遅れる)

続きを表示

2013年10月18日のニュース