ママ岡崎 ソチ暗雲…同走・小平に大差「赤点状態」

[ 2013年10月18日 06:00 ]

女子500メートルで低調な記録に終わり、肩を落として引き揚げる岡崎

 スピードスケートの今季開幕戦、全日本距離別選手権(25~27日)に向けた記録会が長野市エムウェーブで行われ、女子500メートルに出場した岡崎朋美(42=富士急行)はソチ五輪出場に暗雲が漂った。同走した小平奈緒(27=相沢病院)に2秒近い大差をつけられて40秒03に終わり、「20点以下。赤点状態」とうなだれた。

 スタート前にはサングラスのツルが折れるアクシデントにも見舞われた。急きょ練習用の黒いサングラスを使用。氷上でのウオーミングアップがほとんどできず「視界が今までと違う感覚で動揺した」と集中力を欠き、タイムが伸びなかった。今夏は国内外の合宿に長女・杏珠(あんじゅ)ちゃん(2)を同行させ「子育てしながらスケートをやると責任を持ってチャレンジしてる」と両立に意欲を示しているが、記録は伴わなかった。

 全日本距離別選手権で年内のW杯代表(5枠)に入らなければ、五輪出場は極めて厳しくなる。昨季の日本ランクは5位。「5位と思っていたら6、7番手になる。3位以内に入れるように、という気持ちを強く持っていたい」。6度目の五輪舞台へ、窮地からの挽回を狙う。

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2013年10月18日のニュース