エディーHC 11・2NZ戦、欧州遠征は指揮せず

[ 2013年10月18日 19:11 ]

 日本ラグビー協会は18日、脳梗塞で入院している日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)に代わり、ニュージーランド代表とのテストマッチ(11月2日・秩父宮)と11月の欧州遠征はスコット・ワイズマンテル代表テクニカルアドバイザーが指揮を執ると発表した。退院の時期は未定だが、ジョーンズHCは回復を待って復帰させる方針。

 日本協会によると、ジョーンズHCは15日に出張先から帰京した際に頭痛などを訴え、脳梗塞と診断された。意識ははっきりしており、会話も可能だが、左の手足に軽い運動障害がある。同HCは協会を通じ「チームを率いることができないのは残念だが、ワイズマンテルは正しい方向に進めてくれる。スタッフ、選手たちが世界を驚かせてくれると信じています」とコメントを出した。

 オーストラリア人で53歳のジョーンズHCは2003年ワールドカップ(W杯)で母国を準優勝に導いた世界的な指導者で、昨年4月から日本代表を率いている。

 ▼エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチの話 大切な時期に心配を掛け、申し訳なく思う。体調回復を最優先に、現時点でできる範囲内で今後に向けた準備をしていきたい。

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2013年10月18日のニュース