下町ボブスレー2号機完成 ソチ目指し大会でテストへ

[ 2013年10月8日 18:31 ]

 ソチ冬季五輪を目指し、東京都大田区の町工場が手掛けている「下町ボブスレー」の2号機が完成し、8日に大田区内でお披露目された。今月末から北米を中心に国際大会でテストを重ねる。

 昨年製作した1号機より全長が24センチ短く、15キロ軽い170キロに仕上がった。2号機と同型の3号機を日本に置き、選手らが遠征で見つけた改良点などを反映して手を加える。五輪出場枠を獲得できた場合は3号機で臨む方針。

 1号機に比べ振動を抑えることができたという。日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の北野貴裕会長は「より速いそりをつくりたいという志が伝わってきた」と話し、代表候補の和久憲三選手(アサヒ飲料)は「自分たちのパフォーマンス次第で日本の技術はすごいと分かってもらえる」と意欲を示した。

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2013年10月8日のニュース