卓球女子団体で愛3戦全勝 東アジア大会第2日

[ 2013年10月8日 06:00 ]

 東アジア大会第2日は7日、中国・天津で行われ、陸上女子5000メートルで20歳の松崎璃子(積水化学)が16分9秒72で優勝し、今大会の金メダル第1号となった。男子棒高跳びは山本聖途(中京大)が5メートル50で制し、荻田大樹(ミズノ)が5メートル30で3位。重量挙げ女子53キロ級でロンドン五輪代表の八木かなえ(金沢学院大)は3位だった。卓球女子団体の日本は1次リーグで北朝鮮、韓国に連勝。4チームが1回戦総当たりで争うサッカー女子は台湾に8―2で大勝した。

 卓球女子団体1次リーグで2連勝した日本は、福原愛(ANA)が3戦全勝で引っ張った。北朝鮮戦の第1試合はピンチで踏ん張り「ああいう場面でも冷静に戦えたのが良かった」と笑顔を見せた。東アジアの女子は世界のトップクラスがひしめく。日本は今大会を来年東京で開催される世界選手権団体戦の前哨戦と位置付けており、福原は「世界選手権にいいイメージで臨みたい。いい結果が出れば自信になると思う」と意気込んだ。

 ≪八木「最低限」銅≫重量挙げ女子53キロ級で八木はジャークの3回目に110キロを失敗し、3位にとどまった。それでも「国際大会でメダルを獲ることが一番の目標なので、最低限の目標は達成できた」と、ほっとした表情を浮かべた。ロンドン五輪で12位、7月のユニバーシアードでは金メダルに輝いた。20年東京五輪開催が決まって初の国際総合大会で一定の成果を出し「これからも一歩一歩、階段を上っていきたい」と力を込めた。

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2013年10月8日のニュース