内村らが世界選手権から帰国…17歳白井は終始笑顔

[ 2013年10月8日 10:28 ]

体操の世界選手権から帰国した内村航平(手前)、白井健三(右端)、加藤凌平(左から2人目)、亀山耕平(左端)の4選手

 ベルギーのアントワープで行われた体操の世界選手権でメダル7個を獲得した日本男子が8日、成田空港に帰国し、東京都内のホテルで記者会見した。前人未到の4連覇を達成した個人総合と平行棒の2冠に輝いた内村航平選手(コナミ)は「満足のいく演技ができて結果も付いてきた」と話し「日本がこんなにメダルを取るとは思っていなかった。来年の世界選手権は団体総合もある。金メダルに近づけた」と若手の活躍を評価した。

 日本史上最年少の17歳で床運動の世界王者となった白井健三選手(神奈川・岸根高)は長旅の疲れを感じさせずに笑顔。床運動で決めた新技に「シライ」の名前が付く衝撃的なデビューに「初代表だし、最年少として思い切り演技しようと決めていた。自分の演技をしっかり出せればと思っていた。(好成績は)予想通り」と力強かった。

 あん馬で金メダルの亀山耕平選手(徳洲会)は「あん馬は武器として磨き続けたい。3年後のリオデジャネイロ五輪につながる」と自信を深め、個人総合2位の加藤凌平選手(順大)は「銀メダルはうれしい。(内村との差は)少し縮まったところと、まだまだの部分の両方」と充実感を漂わせた。

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