白鵬 双葉山流土俵入りは不問 審判部長「大げさにしない」

[ 2013年10月8日 06:00 ]

白鵬の土俵入り

 白鵬の双葉山流の横綱土俵入りは、不問に付された。

 秋場所中に審判部から「左足で四股を踏む前に右手を上げていない」と所作についての指摘があり、師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)を通じ本人に通達。この日、明治神宮と両国国技館で行った2度の土俵入りでは審判部が所作をチェックした。それでも白鵬は「憧れの横綱を参考にしている」と尊敬する双葉山と同じように右手を上げないスタイルを貫いた。

 伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)は「好ましくない感じ」と苦言を呈したが「大げさにする必要はない」と指導はしない方針。鏡山審判部長(元関脇・多賀竜)も「師匠に言って直らないなら仕方ない」と白旗を揚げていた。

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