シード選手撃破!奈良くるみ「本当にうれしい」初の3回戦進出

[ 2013年8月30日 07:54 ]

女子シングルス2回戦でソラナ・チルステアを破り、声援に応える奈良くるみ

 テニスの全米オープン第4日は29日、ニューヨークで行われ、女子シングルス2回戦では日本選手でただ一人初戦を突破した21歳の奈良くるみ(大産大)が第19シードのソラナ・チルステア(ルーマニア)を7―5、6―1で破り、四大大会初の3回戦進出を決めた。世界ランキング109位の奈良は30日の3回戦で、第9シードのエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)と対戦する。

 2連覇を狙う第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)は順当勝ちし、昨年4強で第4シードのサラ・エラニ(イタリア)が敗退した。

 男子シングルス2回戦では過去5度優勝の第7シード、ロジャー・フェデラー(スイス)がカルロス・ベルロク(アルゼンチン)を6―3、6―2、6―1で退け、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)や1回戦で錦織圭(日清食品)を破ったダニエル・エバンズ(英国)とともに3回戦に進んだ。

 ▼奈良くるみの話 いい試合ができて、このような結果が出て、本当にうれしい。粘り強くできたと思う。(世界ランクで100位以内に入ることが濃厚になり)それが一番うれしい。(共同)

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2013年8月30日のニュース