ツアー3戦目の18歳稲森 小技利かせ首位発進「集中する」

[ 2013年8月30日 06:00 ]

第1日、5アンダーで首位の稲森佑貴。1番でティーショットを放つ

男子ゴルフツアー VanaH杯KBCオーガスタ第1日

(8月29日 福岡県糸島市 芥屋ゴルフ倶楽部=7150ヤード、パー72)
 ツアー通算3試合目の18歳、稲森は「アプローチが得意」という言葉通りの小技を見せた。13番と18番のパー5ではいずれも第2打をグリーン近くまで運びアプローチで1メートルに寄せてバーディーを奪った。時折、突風が吹く中でも「チャレンジツアーでここの風の強さを経験している」と7月の下部ツアーで2位に入った経験を生かした。

 16歳でプロとなった石川遼に影響を受けた。「早いうちにプロになって、上を目指したい」と、自身も鹿児島城西高在学中に16歳でプロ転向。石川や松山らが戦う米ツアーも目標に据え、「同じ人間だから不可能じゃない」と力強い。ツアー過去2試合はいずれも予選落ち。今回は自己ベストを出して初めての首位と最高の滑り出しとなった。「集中してやっていく」2日目を見据えた。

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2013年8月30日のニュース