添田 見せ場なくストレート完敗「リズムつかめなかった」

[ 2013年8月30日 06:00 ]

テニス全米オープン第3日

(8月28日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 添田は一度もブレークできずに敗れた。第1セットは安定したバックハンドからフォアで角度をつけ、06年全豪オープン準優勝のバグダティスを動かした。だが、第10ゲームでラインぎりぎりに落ちた相手のショットが入っていると判定され、ブレークを許してセットを落とした。その後は流れを引き戻せず、ストレートで敗れた。「サーブの調子が悪くてリズムをつかめなかった。ストローク戦でしかポイントが取れなくて、だんだん引き出しがなくなっていった」と肩を落とした。

 ロンドン五輪で善戦した相手だったこともあり「いけるかもという気持ちが持てた分、チャレンジする意欲が前回より弱かった」と精神面の課題も口にした。一方で「いい経験ができた。フォアは良かった」と収穫も得ており「今年は世界ランク100位を切って終わりたい」と残りのシーズンに意欲を示した。

 ◆30日の全米オープンテレビ放送
 ▽WOWOWライブ 7・55~、24・00~

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2013年8月30日のニュース