遠藤 最速新入幕へ教習所の稽古打ち上げ「やっと終わった!」

[ 2013年8月30日 06:00 ]

相撲教習所での稽古を打ち上げた遠藤

 大相撲の秋場所(9月15日初日、両国国技館)で所要3場所での最速新入幕が濃厚な十両・遠藤(22=追手風部屋)が相撲教習所での稽古を打ち上げた。

 新弟子の養成所である教習所は入門から半年後の卒業までに関取に昇進した場合は免除されるが、所要2場所で十両に昇進した遠藤は師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)の方針で他の新弟子と同様に半年間通うことに。卒業式は秋場所後に行われるが、朝稽古はこの日が最終日となり「やっと終わった!無事に終えられて良かったです」と喜んだ。

 教習所の教官によると、関取の身分で教習所に通い続けているのは遠藤が史上初めて。毎朝5時に起きて埼玉県草加市の追手風部屋から両国国技館に通学していた22歳は「朝起きるのはしんどかったですが、相撲の基本動作や所作は勉強になりました」と振り返っていた。

続きを表示

2013年8月30日のニュース