山本 苦い世界デビュー、3位決定戦で散る「勝つ力なかった」

[ 2013年8月30日 06:00 ]

世界柔道第3日  女子57キロ級

(8月28日 ブラジル・リオデジャネイロ)
 山本にはほろ苦い世界デビューとなった。「まだまだ勝つ力がなかった。もっと強くなりたい」。順当に勝ち上がって迎えた準々決勝の相手は世界ランク1位のパビア(フランス)。ケンカ四つの相手に奥襟を持たれて間合いをコントロールされると、持ち味のスピードをパワーで殺された。

 中途半端に技をかけては指導を取られ「指導で焦って息も上がり、技も雑になった」という悪循環。2月のグランドスラム・パリでは善戦した相手に、きっちりと対策を練られ、3位決定戦でもパビアと同タイプのベデティ(スロベニア)の前に同じように指導を取られて敗れた。

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2013年8月30日のニュース