ベテラン福岡が殊勲の星 新階級で雪辱なるか

[ 2013年8月28日 00:49 ]

柔道の世界選手権第2日

(8月27日 リオデジャネイロ)
 男子66キロ級で29歳の福岡が3回戦で殊勲の勝利を挙げた。ロンドン五輪銅メダルの韓国の強豪を破った。先に指導を取られたが、慌てず攻勢に転じた。3分20秒すぎに背負い投げで技ありを奪い、逃げ切った。

 直前合宿では状態の良さが際立ち「相手がいるのだから、気持ち良く柔道をやろうと考えていたら駄目。悪いイメージも描きながら試合をする」と冷静に話していた。ベテランらしい堅実な闘いぶりを披露している。

 世界選手権は2010年東京大会以来3年ぶり。当時は60キロ級で初戦敗退した。新たな階級での雪辱はなるか。(共同)

続きを表示

2013年8月28日のニュース