瀬戸　荻野との直接対決に意欲「いい勝負をしたい」

「彩の国スポーツ功労賞」と「埼玉県体育賞会長特別賞」を贈られ埼玉県のマスコット・コバトンの祝福を受ける瀬戸大也

　バルセロナで行われた水泳世界選手権の男子４００メートル個人メドレーで金メダルを獲得した瀬戸大也（１９＝ＪＳＳ毛呂山）が埼玉県庁を表敬訪問し、「彩の国スポーツ功労賞」と「埼玉県体育賞会長特別賞」を受賞した。

　上田清司知事（６５）から「ますますの活躍を期待しています」と激励されると、瀬戸は「１６年リオデジャネイロ五輪と２０年五輪で金メダルを目指して頑張ります」と応えた。瀬戸は全日本学生選手権（９月６日開幕、広島）を控え、今月１５日から早大の合宿に参加。「持久力維持のトレーニングを積んだ」とインカレでの戴冠にも余念がない。ライバル・萩野公介（１９＝東洋大）との再戦も注目されるが、「世界選手権の悔しさを晴らしにくると思う。２人でいい勝負をしたい」と対決に意欲を見せた。