総額3億円以上?クラブ契約まだ…松山の争奪戦激化へ

[ 2013年4月29日 06:00 ]

16番、ティーショットを放つ松山英樹

松山 プロ2戦目最短V

 想定外のスピード優勝で、場外戦が過熱するのは必至となった。松山はまだクラブ契約を結んでおらず、今大会でも複数のクラブをキャディーバッグに入れていた。最終日は主にダンロップの用具を使いながら、ブリヂストン、キャロウェイのクラブも使用。また、練習ラウンドではナイキのボールを使用し、予選ラウンドではテーラーメイドのクラブも入れるなど、まだテスト段階だ。

 密着マークを続けるメーカー関係者は「優勝することは織り込み済みだったけれど、こんなに早く勝つとは思わなかった」と驚きを隠さない。総額2億~3億円とも言われる大型契約が“上方修正”されるのは確実だ。

 「本当に合う物が見つかるまでクラブはすぐに決めなくてもいいと思っている」と阿部監督は本人の意思を最大限に尊重する方針。大物新人のハートをつかむのは一体どこか。熱い戦いはまだまだ続きそうだ。

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