トヨタ自動車・坂元逆転３ラン！太陽誘電下し開幕３連勝

日本女子ソフトボールリーグ

（4月28日）
　３会場で６試合が行われ、トヨタ自動車と太陽誘電の２連勝同士の対決は、２点を追うトヨタ自動車が６回に坂元令奈の３ランで逆転し、開幕からの全勝を守った。次節は５月１１日から愛知、岐阜、三重で開催される。

　＜トヨタ自動車　４番らしい仕事＞坂元の逆転３ランで全勝を守った。２点差を追いかける６回、２死走者なしから鈴木美が右前打。長崎が四球で出塁した後に坂元が中越えアーチ。「４番らしい働きがやっとできました。自分一人だけヒットがなかったので、やった！という感じ」と胸を張った。今季から４番を任されたが、開幕から２試合無安打。それでも福田監督は「坂元が４番にいるから打線の巡りがいい。代えるつもりはなかった」と信頼。主砲がようやく期待に応えた。

　＜佐川急便　打者一巡の猛攻＞打者一巡の猛攻で３回に一挙６点を挙げた。チーム２点目は松下友の左越えの今季初安打から。開幕から２試合４打席連続三振でこの日も１打席目は凡打。２打席目での快音に「やっと１本出た。モヤモヤしていたのがスカッとした」と笑顔を見せた。今季初勝利に喜多監督は「３連敗してしまうと、いつ勝てるんだろうという気持ちになるので…」とほっとした表情を見せた。

シオノギ製薬（３敗）
　０００　０００　０─０
　００６　０００　Ｘ─６
佐川急便（１勝２敗）
　（シ）松村優香、村上、岩田―松村優穂、岡
　（佐）信長、千葉―野添

太陽誘電（２勝１敗）
　０１０　００１　０─２
　０００　００３　Ｘ─３
トヨタ自動車（３勝）
　（太）森、尾崎、伊藤、藤田―佐藤
　（ト）アボット―渡辺

日 立（２勝１敗）
　４０１　６０１　０─１２
　０１０　０１１　０─３
日立マクセル（３敗）
　（日）小薗、佐藤、畑迫―粟倉、真鍋
　（マ）長尾、豊崎、樋口―篠田

ルネサスエレクトロニクス高崎（２勝１敗）
　００１　００４　０─５
　０００　０００　１─１
デンソー（１勝２敗）
　（ル）上野、黒川―峰
　（デ）テーラー、岡野―伊藤、竹林

ぺヤング（２勝１敗）
　３００　０００　０─３
　０００　１００　０─１
戸田中央総合病院（１勝２敗）
　（ぺ）菊池、小沢―古関
　（戸）田家―佐藤

ホンダ（１勝２敗）
　０００　０００　１─１
　５０３　０２０　Ｘ─１０
豊田自動織機（３勝）
　（ホ）メロー、西岡、稲元―ラフター
　（豊）栗田、井俣―トッピング