山本美憂の長男・佐々木アーセンが優勝、日本代表に決定

[ 2013年4月29日 06:00 ]

カデットの部グレコローマン69キロ級を制した佐々木アーセン(中央)は叔父の山本KID徳郁(左)、祖父の山本郁栄氏とポーズ

 全日本ジュニアレスリング選手権が横浜文化体育館で行われ、元世界女王・山本美憂(38)の長男・佐々木アーセン(16=ハンガリー・バビロン高)がグレコローマン69キロ級で優勝し、世界カデット選手権(8月、セルビア)の日本代表に決定した。

 左肋軟骨を骨折していたが、相手をバテさせる作戦が奏功し「気持ちいい。やっと日本を背負える」。祖父でミュンヘン五輪代表の山本郁栄氏(日体大教授)は「アーセンは相手を持ち上げられる。スピード、タックルも強い」と絶賛し、観戦した叔父のプロ格闘家・山本KID徳郁(CRAZY BEE)も「僕はアーセンが中学2年の頃に吹っ飛ばされてるので。今のままガンガン行ってほしい」とエールを送った。

 リオデジャネイロ五輪の金メダルが目標の16歳は「世界一になるために死ぬほど努力します」と第一歩を踏み出した。

続きを表示

この記事のフォト

2013年4月29日のニュース