東京マラソンが世界シリーズ加入 副知事「招致にも弾み」

[ 2012年11月2日 18:23 ]

 東京マラソンが来年2月の大会から世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ(WMM)」に加わることが2日、発表された。ロンドン、ボストン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークの有名都市マラソンで組織されたWMMにアジアのレースでは初めて仲間入りし、世界的にも注目度が上がることが期待される。

 記者会見した東京都の猪瀬直樹副知事は「東京と日本の魅力を世界に発信し、五輪招致にも弾みになる」と述べた。

 2006年に始まったWMMは五輪と世界選手権を含む対象レースの2年間の成績を得点化し、男女の勝者に賞金50万ドル(約4000万円)を贈る。来年は2月の東京からシリーズがスタートする。

 07年に始まった東京マラソンは3万5000人の規模で行われ、次回大会の出場希望者は初めて30万人を超えるなど、絶大な人気を集めている。

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2012年11月2日のニュース