沙羅 スーツ規定変更も問題なし!開幕「楽しみ」

[ 2012年11月2日 06:00 ]

記者会見後にポーズをとる(左から)距離女子の石田正子、ジャンプ女子の高梨沙羅、複合の渡部暁斗

 本格的な冬季競技のシーズン到来を告げる全日本スキー連盟の「テイクオフ」会見が1日、都内で行われ、14年ソチ五輪のメダル最有力候補に与えられる特A強化指定を受けたジャンプ女子の高梨沙羅(16=グレースマウンテン・インターナショナル)ら3選手が出席した。今夏のサマーGPで総合優勝を果たした高梨は「夏につくったベースの精度を上げて冬に臨みたい」と決意を語った。

 ジャンプは今夏からスーツが体に密着するタイプに変わり、空中で浮力を受けにくくなった。この影響で「身体のバランスの悪さが強調された」という高梨だが、きっちり修正。冬のスーツは2センチまで余裕をもたされることになり、空中でより浮力を受けやすくなるため、余裕が生まれる。23日のW杯開幕戦(ノルウェー・リレハンメル)に向け「自分の力がどれくらいか、楽しみ」と笑みを浮かべた。

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2012年11月2日のニュース