ロンドン銅の早川漣ガックリ…長崎、決勝で負けた

[ 2012年10月5日 06:00 ]

アーチェリー成年女子団体決勝 大分に敗れ2位の長崎・早川

 国民体育大会「ぎふ清流国体」が4日、岐阜県内各地で行われた。サッカーは少年男子決勝で兵庫が福岡に4―1で快勝し、30年ぶり2度目の優勝を果たした。女子は宮城が決勝で岡山を1―0で下し、初優勝した。アーチェリー成年の女子団体決勝で大分が、ロンドン五輪銅メダルの早川漣(佐世保商高職)の長崎を破って初制覇した。男子は埼玉が10年ぶりの優勝を決めた。卓球は、成年男子で松平賢二(協和発酵キリン)と松平健太(早大)の兄弟を擁する東京が決勝で青森を3―2で倒して7年ぶり、成年女子は開催地の岐阜が6年ぶりの優勝を果たした。

 アーチェリーでロンドン五輪女子団体銅メダルの早川は成年女子団体で長崎を優勝に導くことができなかった。九州対決となった決勝で大分に敗れ「私がもう少し頑張れればよかった」と責任を背負った。第3エンドで大分との差を2点に縮めて追い上げムードとなった。しかし、早川が第4エンドで得点を伸ばすことができずに差を広げられた。「なじみのある選手が集まる国体は楽しめたが、最後は悔しかった」と残念そうに話した。

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2012年10月5日のニュース