ISU会長も弔意 沈痛な面持ちで「悲しい」

[ 2011年12月10日 01:57 ]

 国際スケート連盟(ISU)のオッタビオ・チンクアンタ会長は9日、フィギュアのグランプリ(GP)ファイナルを欠場した女子の浅田真央選手(中京大)の母親、匡子さんの訃報を受け、共同通信の取材に「とても悲しい知らせ」と沈痛な面持ちで答えた。

 東日本大震災で開催地が東京からモスクワに変更となった4月の世界選手権では会場で黙とうがささげられたが、今回は個人の悲報ということもあり、特別な対応は考えていないという。同会長はISUから日本スケート連盟へ既に弔意を伝えたことも明らかにした。

 ▽伊東秀仁・日本スケート連盟フィギュア委員長の話 非常に残念。今大会は残された選手で頑張る。連盟としては力になれるところで精いっぱいバックアップしていきたい。(世界選手権代表選考会の全日本選手権を欠場した場合については)今は何も言えない。

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2011年12月10日のニュース