1点差で2位…伊東 初勝利逃すも「自信になる」

[ 2011年12月10日 08:39 ]

W杯ジャンプ個人第4戦で2位となり、声援に応える伊東大貴

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは9日、チェコのハラホフで男子の個人第4戦(HS142メートル、K点125メートル)を行い、エースの伊東大貴(雪印メグミルク)が129メートル、136・5メートルを飛び、合計245・8点で2位に入った。

 伊東の表彰台は2010年1月の札幌大会以来、2季ぶり5度目。1回目は3位で2回目に順位を上げたが、今季初勝利のグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)にわずか1・0点差で初優勝はならなかった。

 竹内択(北野建設)は22位、小林潤志郎(東海大)は27位、栃本翔平(雪印メグミルク)は2回目に進めなかった。

 シュリーレンツァウアーは通算で歴代3位に並ぶ36勝目。

 ▼伊東大貴の話 今の状態でこの結果はうれしいし、自信になる。まだ手応えはないが、日々ベストを尽くして、失敗してもトップ10に入るようにしたい。

 ▼竹内択の話 2回目は踏み切りで待ち切れなかった。いいジャンプでなくても、それなりの順位が続いているので欲が出ているのかもしれない。

 ▼小林潤志郎の話 何とも言えない。(W杯得点で)大きい得点を取りたい。まずは20番以内を目指して頑張る。

 ▼栃本翔平の話 まだしっくりこない。風はそんなに悪くなく、タイミングが遅れた。少し練習がしたいかな。(共同)

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2011年12月10日のニュース