16歳奥原 世界15位撃破で4強入り!

[ 2011年12月10日 06:00 ]

女子シングルスで準決勝進出を決めガッツポーズする奥原希望

 バドミントン全日本総合選手権第4日は9日、代々木第2体育館で各種目の準々決勝を行い、女子シングルスで埼玉・大宮東高2年の16歳、奥原希望が世界ランキング15位の佐藤冴香(日体大)に2―1で逆転勝ちし、初のベスト4入りを果たした。男子シングルスで8強入りした17歳の桃田賢斗(福島・富岡高)は4連覇を目指す田児賢一(NTT東日本)に0―2で完敗。混合ダブルスで池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)は4強入りしたが、3連覇を狙った平田典靖(トナミ運輸)前田美順(ルネサス)組は敗退した。

 世界ランク国内最高の15位・佐藤を破った奥原は「佐藤さんはミスが多いので、チャンスはあると思っていた」と話した。第2ゲームから作戦を変え「粘りと頭で考えるプレーは通用した」。同学年で世界ジュニアで同じ3位に入った男子の桃田に「負けられない」と話し「決勝に行けば(男女通じて)最年少」と負けん気の強さも見せていた。

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2011年12月10日のニュース