内柴容疑者のスポーツ功労者顕彰も取り消し検討

[ 2011年12月10日 06:00 ]

 中川正春文部科学相は9日の記者会見で、準強姦(ごうかん)容疑で逮捕、送検された柔道の五輪金メダリスト内柴正人容疑者(33)に文科省が授与していたスポーツ功労者顕彰などについて、捜査状況を見極めつつ、取り消しも含めて検討する考えを示した。

 同省によると、内柴容疑者はアテネ、北京の両五輪で金メダルを獲得した際にスポーツ功労者顕彰、2005年には世界選手権2位で表彰を受けるなど、過去に計4回の顕彰、表彰歴がある。熊本県は8日、内柴容疑者に授与した2つの県民栄誉賞を取り消している。

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2011年12月10日のニュース