室田が大会初優勝「すごいゴルフを…」

プレーオフを制してツアー初優勝し、両手にトロフィーを持ち笑顔の河野晃一郎

　日本シニアオープン選手権最終日は３０日、広島県広島ＣＣ八本松（６８７３ヤード、パー７２）で行われ、首位から出た室田淳が２バーディー、４ボギーの７４で回り、通算４アンダーの２８４で大会初優勝を果たした。シニアツアーは通算７勝目。優勝賞金１６００万円を獲得した。

　１打差の２位に芹沢信雄が入り、さらに１打差の３位は室田と並び前日首位のルアンキット・ブーンチュ（タイ）だった。前年覇者の倉本昌弘は通算イーブンパーの５位で、中嶋常幸は４オーバーの１２位、青木功は１２オーバーの３３位に終わった。

　▼室田淳の話　うれしいが複雑。すごいゴルフをしちゃった。（重圧で）きのうの夜から眠れなかった。こういうタイトルがあるのとないのとでは違う。