世界無差別級柔道 鈴木桂治が銅メダルを獲得

[ 2011年10月30日 21:49 ]

 柔道の世界無差別級選手権最終日は30日、ロシアのシベリア西部チュメニで男子を行い、昨年の世界選手権無差別級銅メダルの鈴木桂治(国士舘大教)は準決勝で100キロ超級の世界ランキング7位のバルナ・ボル(ハンガリー)に一本負けしたが、3位決定戦で立山広喜(日本中央競馬会)に勝ち、銅メダルだった。北京五輪銀メダルのアブドゥロ・タングリエフ(ウズベキスタン)が優勝した。

 昨年の覇者、上川大樹(明大)は初戦の2回戦でボルに優勢で敗れた。高橋和彦(新日鉄)は準々決勝で8月の世界選手権100キロ超級銅メダルの金成民(韓国)に敗れ、敗者復活戦でも立山に負けた。

 世界選手権100キロ超級4連覇のテディ・リネール(フランス)は出場していない。

 ▽鈴木桂治の話 日本柔道にとって銅メダルは喜ばれないが、個人としてはメダルを取れて良かった。今回は一試合一試合に集中した。五輪を目指すならロンドンが最後。自分の柔道をやっていくだけだ。(共同)

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2011年10月30日のニュース