14歳驚異の新星・トゥクタミシェワ「うまく滑ることができた」

[ 2011年10月30日 15:40 ]

女子で優勝したエリザベータ・トゥクタミシェワのフリー

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ第2日は29日、トロント近郊のミシソーガで行われ、女子は前日のショートプログラム(SP)で首位の14歳、エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が177・38点でGP初出場初優勝をかざった。

 GP初出場で女子を制した14歳のトゥクタミシェワは「とてもうれしい。落ち着いて、うまく滑ることができた」と誇らしげに笑った。

 SPに続いて冒頭で高難度の3回転ルッツ―3回転トーループを鮮やかに決めるなど、ジャンプはほぼ完璧だった。昨季の世界ジュニア選手権銀メダリストは、シニアの選手に交じっても「正直、大きな違いは感じなかった」という。驚異の新星は母国で3年後に開催されるソチ冬季五輪に向け、日本勢の強敵になりそうだ。(共同)

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2011年10月30日のニュース