チャン 世界王者の面目保つ「とてもほっとしている」

[ 2011年10月30日 15:55 ]

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ第2日は29日、トロント近郊のミシソーガで行われ、男子はショートプログラム(SP)3位のパトリック・チャン(カナダ)が253・74点で逆転を飾った。

 地元の観客を前に、逆転優勝で世界王者の面目を保ったチャンは「満足のいく演技ではなかったが、とてもほっとしている」と息をついた。

 冒頭の4回転ジャンプで派手に転倒したが、直後に4回転―3回転を決めて挽回。中盤にもジャンプに向かう場面で前のめりに転び、技術点は伸びなかったが、演技点の高さでフェルナンデスをかわした。「プログラムを新しくしたばかり。次はいい演技をしたい」と11月半ばのフランス杯に向けて改善を誓った。

続きを表示

2011年10月30日のニュース