37歳山本美憂 復帰戦Vで全日本出場へ「もっと強くなる」

[ 2011年10月16日 16:37 ]

復帰戦で優勝したレスリング女子の山本美憂

 レスリングの元世界女王でロンドン五輪を目指し、7年ぶりに復帰した37歳の山本美憂(白寿生科学研究所)が16日、静岡県三島市で行われた全日本女子オープン選手権48キロ級で優勝し、五輪代表を選考する全日本選手権(12月21~23日・代々木第二体育館)の出場権を獲得した。

 初戦の準々決勝と準決勝でフォール勝ちし、決勝で植野さくら(自衛隊)を2―0で下した。

 1991年に17歳で世界選手権を初制覇し、94年、95年も優勝した山本は3度の引退を経て、6月に復帰を表明した。

 ▼山本美憂の話 最初の試合は思い切りが足りなかった。久しぶりの試合で一瞬一瞬が楽しかった。全日本選手権までにもっともっと強くなる。

 ▼栄和人・日本レスリング協会女子強化委員長の話 動きもいいし、勝負勘もある。この大会では山本が一枚上だった。優勝したのだから、胸を張って全日本選手権に出ればいい。

続きを表示

2011年10月16日のニュース