フランス 1点差辛勝で3度目決勝進出!

[ 2011年10月16日 06:00 ]

決勝進出を決めて喜ぶフランスの選手たち

ラグビーW杯 フランス9-8ウェールズ

(10月15日 ニュージーランド)
 ニュージーランド北島オークランドのイーデン・パークで準決勝1試合を行い、フランスがウェールズに9―8で辛勝し、1999年大会以来3度目の決勝進出を決めた。フランスは劣勢だったが、前半に相手に退場者が出て数的優位に立ち、3PGで挙げた9点を守りきった。準決勝の残り1試合は16日にオーストラリア―ニュージーランドが行われる。

 敗者に大きな拍手が送られ、勝ったフランスにブーイングが浴びせられた。キックに頼り、密集戦でボールを奪われる。得点はPG3本だけ。終了間際に20次を超えたウェールズの驚異的な連続攻撃も何とかしのぎ、決勝への切符は手にした。だが、勝利以外は何もない試合だった。「シャンパン・ラグビー」という言葉は消え、ライン攻撃で勝負しない消極的な攻めに終始。リエブルモン監督も「スペクタクルな試合ではなかったが、決勝へ進むのは私たち」と苦しい受け答えに終始した。

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2011年10月16日のニュース