美香１アンダー２３位　藍は崩れ１オーバー３２位

　米女子ゴルフツアーのサイム・ダービー・マレーシアは１６日、マレーシアのクアラルンプール・クラブ（パー７１）で最終ラウンドを行い、宮里美香は７０にまとめて通算１アンダーの２８３で２３位に終わった。

　宮里藍は７３と崩れ、通算１オーバーの２８５で３２位、上田桃子は７２で２オーバーの３８位だった。

　昨季の賞金女王で首位から出たチェ・ナヨン（韓国）が６８で回り、通算１５アンダーで今季初優勝を果たし、賞金２８万５千ドル（約２２００万円）を獲得した。６５をマークした曽雅？（台湾）が１打差の２位に入った。

　▼宮里美香の話　チャンスは前半からずっとあったのに決めきれなかった。なかなかバーディーが来なくて苦しい展開だった。初日の出遅れが響いたけど２日目以降は、しっかりアンダーでプレーできたのはよかった。

　▼　宮里藍の話　グリーン上で苦戦した形になった。パーセーブのパットが決まらず厳しいラウンドだった。パットを入れたい気持ちが強くて、その瞬間に集中できていない感じがした。パットだけでもあと５打は縮められた。

　▼上田桃子の話　４日間、パットが入らなかった。入ったと思っても外れたり、カップに蹴られた１週間だった。まだまだショットの精度を上げていかないと駄目だと思う。（共同）