藤田　逆転でツアー通算５勝目　古閑は３１位

優勝カップを手に笑顔を見せる、通算７アンダーで優勝した藤田幸希

　女子ゴルフの富士通レディース最終日は１６日、千葉市の東急セブンハンドレッドクラブ（６６３５ヤード、パー７２）で行われ、２位から出た２５歳の藤田幸希が５バーディー、３ボギーの７０で回り、通算７アンダー、２０９で優勝、賞金１４４０万円を獲得した。昨年の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯以来のツアー通算５勝目。

　賞金ランクトップのアン・ソンジュ（韓国）が１打差の２位。さらに１打差の３位は藤本麻子ら３人だった。

　前日首位の服部真夕は７６と崩れ、通算２アンダーの１３位に終わった。古閑美保は２オーバーの３１位、横峯さくらは３オーバーの３４位だった。

　▼藤田幸希の話　今季は自分からチャンスを手放すことが多かったので、今度こそ優勝すると自分に言い聞かせた。終盤は気持ちだけでプレーした。