木村1差2位浮上!4年ぶり&最年長V見えた!

[ 2011年10月16日 06:00 ]

女子ゴルフツアー富士通レディース第2日

(10月15日 千葉県千葉市・東急セブンハンドレッドクラブ西コース=6635ヤード、パー72)
 42歳のベテラン木村敏美(富田興業)が4年ぶりの優勝へ、1打差の好位置につけた。12メートルを超える風の中、72とまとめ通算5アンダーでホールアウト。服部真夕(23=LIXIL)も72で通算6アンダーとし首位を守った。2位には木村ら4人が並ぶ接戦となっている。横峯さくら(25=エプソン)は2日連続の72で26位にとどまった。
【第2R成績】

 ホールアウト後、会見場に現れた木村は「何年ぶりだろう。でも本当に疲れた」と楽しそうに足をさすった。過去10勝を挙げているが、優勝は07年アコーディアが最後で、今季はシード権がなく8月のmeijiカップの23位がベストだ。風でスコアを崩す選手の多い中、「風の日は最初の3ホールで自分の飛距離をつかむのが勝負」とベテランの味で首位・服部をピッタリと追っている。

 プロ25年目の42歳、今大会参加の中では2番目の年長だ。故障も多くなり「暗くなるとパットのラインが読めない」と悩みを口にする。逆に長い経験が「難しいホールはボギーを覚悟して打てるようになった」という。 犬のブリーダーとしてペットショップ「バーディー」を経営、2人の子供を持つママさん実業家でもある。勝てば00年以降、日本人では最年長。もちろん優勝への意欲は失っていない。「自分でできることをやるだけ。でもまだおばさんも負けないわよ」と元気いっぱいだ。

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2011年10月16日のニュース