「石関チーム」がV!上位失格で幸運初代王者

[ 2011年10月16日 06:00 ]

初開催となった渡良瀬オーガビッツ駅伝で優勝し、千葉真子さん(中)と記念撮影する「石関チーム」。左から井上望、石関慶太、千葉真子、増田正美、小平涼子

 「渡良瀬オーガビッツ駅伝2011」(スポニチ後援)が15日、栃木・渡良瀬遊水池周回通路に50チーム(1チーム4人、計200人)がエントリーして初開催され、石関チーム(井上望、石関慶太、増田正美、小平涼子)が2時間7分51秒で優勝した。世界陸上のマラソン銅メダリスト、千葉真子さん(35)が大会アドバイザーを務め、会場を大いに盛り上げた。

 初代王者となったのは足利走友会のメンバーで構成される「石関チーム」だった。第1走者の井上が区間3位と粘ってたすきリレー。2走・石関と3走・増田も区間2位の力走を見せた。アンカー小平は区間13位ながら、上位2チームがコースを間違えたため失格し“たなぼた”で優勝テープを切った。チーム最年長57歳の増田は「来年はもっと多くのメンバーで来たい」と会員挙げての参加を誓った。

 <千葉さん 天気に負けず元気いっぱい>あいにくの雨模様となったが、アドバイザーの千葉真子さんが元気いっぱいの声を響かせて会場を沸かせた。「人生も晴れの日ばかりじゃない。こんな日こそ元気を出しましょう」と選手を鼓舞し続けた。今大会は、繊維品の卸売りや輸入を行う「豊島」(本社・名古屋市)が、オーガニックコットンを栽培する渡良瀬エコビレッジと強力タッグを組んだことで実現。4県6市町にまたがる日本最大の遊水池を舞台に行われた大会は盛り上がりを見せ、参加者はレース後には広大な敷地を利用してバーベキューを楽しんだ。

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2011年10月16日のニュース