マラソン中本「悔しさと充実感」 尾田「ふがいない走りで…」

[ 2011年9月4日 11:50 ]

男子マラソンで力走する尾田賢典(中央)

世界陸上最終日 男子マラソン

(9月4日 韓国・大邱)
 陸上の世界選手権最終日の4日、韓国の大邱市内を周回するコースで男子マラソンが行われ、初出場の堀端宏行(24=旭化成)が2時間11分52秒で日本勢最高の7位に入賞する健闘を見せた。
 日本勢の入賞は7大会連続。中本健太郎(28=安川電機)が10位、公務員ランナーの川内優輝(24=埼玉県庁)は18位に入り、上位3選手の結果で日本が団体で銀メダルを獲得した。尾田賢典(30=トヨタ自動車)は29位、北岡幸浩(28=NTN)は38位だった。 

 ▼中本健太郎の話 最後まで諦めずに走ることができた。入賞が目標だったので残念だが、後半は粘って良かったと思う。悔しさと充実感がある。世界の壁は厚かった。揺さぶりについていけなかった。

 ▼尾田賢典の話 世界のレベルに挑戦すると臨んだが、左アキレスけんが痛み全くそういう走りができなかった。次に生かしたい。急激なペースアップにも対応できずふがいない走りで期待に応えられず、申し訳ない。揺さぶりに対応できる練習をしたい。(共同)

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2011年9月4日のニュース