ラグビー日本代表 合宿中の地元住民300人と交流 

[ 2011年9月4日 17:55 ]

住民との交流会で歌を披露するラグビー日本代表。中央は指揮をするSH田中

 ラグビーのワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会に向けて直前合宿中の日本代表は練習休養日の4日、ニュージーランド北島のマタカナで地元住民約300人との交流会に出席し、先住民マオリ伝統の地中で蒸した鶏肉などの昼食をともにした。

 交流会では少年たちがマオリの伝統舞踊ハカで出迎え、日本はSH田中(パナソニック)の指揮で「上を向いて歩こう」を合唱した。俊敏性が備わるというマオリ伝承の木製の剣をもらったフッカー堀江(パナソニック)は「足が速くなった気がする」と話した。

 日本の宿舎は1次リーグ初戦(10日)のフランス戦の試合会場があるオークランドから北へ車で約1時間のガルフハーバーという町にある。33部屋あるロッジを借り切り、2人で1部屋を使う。宿舎は運河に面し、周囲を警備員が巡回する。

 食事は洋食中心だが、みそ汁も献立にあるという。W杯初出場のナンバー8谷口(神戸製鋼)は「ご飯はおいしいし、こっちの人も温かい。快適な環境」と話した。(共同)

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