カーワン・ジャパン スクラム入念に練習

[ 2011年9月4日 06:00 ]

初戦のフランス戦に向けスクラム練習を行う日本代表

 ラグビーのW杯ニュージーランド大会に出場する日本代表は3日、直前合宿を張るニュージーランド北島のシルバーデールでスクラムを重点的に練習した。スクラム練習は直前合宿に入って初めて。FW第1列の両プロップとフッカーの組み合わせを変えながら入念に組んだ。

 1メートル91の大型プロップ藤田(ホンダ)は「スクラムのことばかり考えている」と表情を引き締め、フッカー青木(サントリー)は「芝生が緩かったり小雨が降ったりで、足元が滑る条件が多い。前のめりの姿勢だと滑るので、低く前に出ていけるよう心掛けたい」と話した。8月の強化試合ではイタリアにスクラムから崩される場面があっただけに、1次リーグA組初戦のフランス戦(10日、オークランド)までに修正を急ぐ。

 ≪今村 欠場示唆≫ラグビー日本代表のCTB今村雄太(神戸製鋼)が3日、右足首のケガのため初戦のフランス戦を欠場する可能性を示唆した。8月に行われた米国との壮行試合の前に負傷した今村は「フランス戦に間に合うか分からない。状態は良くなっている」とコメント。カーワン・ヘッドコーチは「(2戦目の)ニュージーランド戦に出場できることを望んでいる」と話した。

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2011年9月4日のニュース