遼くん 3連覇へ「アウトで我慢してインで伸ばす」

[ 2011年9月4日 06:00 ]

<フジサンケイ・クラシック予選第1ラウンド2日目>競技再開前、1番グリーンでラインを見る石川遼

男子ゴルフツアーフジサンケイ・クラシック第2日

(9月3日 山梨県富士河口湖町・富士桜カントリー倶楽部=7437ヤード、パー71)
 石川はツアー9人目となる同一大会3連覇に向け首位と4打差につけた。第2ラウンドのティーショットを打つ前にサスペンデッドとなったが、この時点で暫定6位。「あしたは1番からなので良い状態で行ける」と前向きに話した。

 この日は第1ラウンドの残り9ホールをプレー。1番のパットからの再開で、強い雨の合間に日も差す天候の中、7番パー3でバーディーを奪い、イーブンに戻して終えた。「このコースが大好き。1ホールでも多く回りたいのに(短縮され)残念。その分、プレーできる瞬間を楽しみたい」との思いが集中力の維持につながった。大会は36ホールでの決着となったが、勝てば27歳でツアー10勝に到達した尾崎将司を抜いて最年少19歳での大台到達となる。「最後の3ホールまで分からない。アウトで我慢してインで伸ばしたい」と逆転に意欲を見せた。

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2011年9月4日のニュース