3週間前に負傷…内村、練習なしでも着地完璧!

[ 2011年9月3日 06:00 ]

男子個人総合 内村航平のあん馬

 体操の全日本社会人選手権は2日、山形県酒田市国体記念体育館で行われ、約3週間前に右足首を捻挫した日本男子のエース内村航平(22=コナミ)は、ゆかと跳馬を除く4種目のみの出場だったが、全てで15点以上の高得点をマークし、コナミの団体総合3連覇に貢献した。

 負担のかかる着地の練習はほとんどしてこなかったが「痛みも恐怖心もない。捻挫は僕の中ではケガではない」と言い、4種目全てで着地を完璧に決めた。「凄くいい演技ができたと思う。(着地練習は)やらない方がいいのかなと思った」と余裕たっぷりで、不安説を一蹴した。

 今回回避したゆかと跳馬についても「得意種目なので、イメージを持っていればできる」と心配はしていない。10月の世界選手権(東京)へ向け「(個人総合、団体総合とは違う演技構成の)種目別用の練習も取り入れていきたい」と貪欲な姿勢を見せた。

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2011年9月3日のニュース