21歳だった留学生…高校バスケで年齢詐称、福岡第一のV抹消

[ 2011年9月3日 17:50 ]

 全国高等学校体育連盟(全国高体連)は3日、全国高校総体のバスケットボール男子で2004年に優勝し、05年に3位となった福岡第一高校の当時のセネガル人留学生に年齢詐称があったとして、両年の成績を抹消すると発表した。不祥事で成績が抹消されるのは初めてのケースという。

 全国高体連がセネガル政府に照会したところ、この留学生は1982年1月4日生まれ。しかし名前を変えて86年10月4日生まれとするパスポートを取得し、03年に同校に入学した。当時既に21歳だった。

 梅村和伸専務理事は、成績抹消という重い処分について「この留学生は試合でも圧倒的な活躍だった。勝利史上主義は間違っていると周知することが大切だ」と説明した。

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2011年9月3日のニュース