50キロ競歩 森岡6位でロンドン切符

[ 2011年9月3日 12:01 ]

男子50キロ競歩で、6位でゴールする森岡紘一朗

 陸上の世界選手権第8日は3日、韓国の大邱で行われ、男子50キロ競歩で26歳の森岡紘一朗(富士通)が3時間46分21秒で日本選手最高位タイの6位に入り、日本陸連の規定により来年のロンドン五輪代表に決まった。セルゲイ・バクリン(ロシア)が3時間41分24秒で初優勝した。

 4大会連続出場の森岡は後半で順位を上げ、北京五輪に続く代表切符を手中にした。

 谷井孝行(佐川急便)は3時間48分3秒で9位、初出場の荒井広宙(北陸亀の井ホテル)は3時間48分40秒で10位。レースは市内の周回コース(1周2キロ)で行われた。

 ▼森岡紘一朗の話 やっとチャンスを生かせて良かった。正直もっと上を狙ったが、今の力を最大限に発揮した結果だ。後半勝負と考えていたので、狙い通りのレースだった。

 ▼谷井孝行の話 力は出し切れたが悔しい。前半に警告を二つ受け、びくびくしながら歩いた。今度は世界の舞台で入賞したい。

 ▼荒井広宙の話 目標にしていた16位以内と自己ベスト更新が達成できてうれしい。自分のペースでレースを進められたと思う。

 ▼今村文男コーチの話 非常に良かった。本人も納得いくレースだったと思う。(自身と並ぶ6位は)超えてもらった方がすっきりした。(共同)

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