箱根駅伝組に明暗…村沢4位、柏原は14位

[ 2011年2月27日 06:00 ]

<福岡クロカン>シニア男子10キロで2位集団で争う村沢明伸(右)

 福岡国際クロスカントリー大会は26日、福岡市・海の中道海浜公園で行われ、一般女子6キロは13日の千葉国際クロスカントリー大会覇者の新谷仁美(豊田自動織機)が19分9秒で初優勝した。一般男子10キロはビダン・カロキ(エスビー食品)が27分52秒で制し、日本勢最高は村沢明伸(東海大)の4位。柏原竜二(東洋大)は14位だった。ジュニア女子6キロは菅華都紀(岡山・興譲館高)が快勝。同男子8キロはベナード・ワウエル(宮城・仙台育英高)が優勝し、有村優樹(鹿児島実高)が日本選手トップの3位に入った。

 箱根駅伝で活躍した村沢と柏原が一般男子10キロに出場し、明暗の分かれるレースとなった。同駅伝で最優秀選手に選ばれた村沢は日本選手トップの4位に入り「きょうの走りは世界陸上につながる。トラックで代表入りを目指す」と明るく話した。世界クロスカントリー選手権の代表に選ばれても辞退し、トラック種目に専念するという。山上りの5区で3年連続区間賞の柏原は同駅伝後に故障し、復帰戦として臨んで14位に終わった。「凄く悔しい。コースの起伏が急激でリズムをしっかりつくれなかった」と言葉少なだった。

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