今野パター好調で初V 後半は貫禄見せた

[ 2010年12月6日 06:00 ]

全国大会出場を決めた(左から)遠藤、今野、池田

スポニチ主催の第4回東北小学生ゴルフ選手権大会は5日、福島県石川郡石川町・福島石川カントリークラブ(男子5385ヤード、女子5225ヤード、いずれもパー72)で行われ、男子の部は、今野匠(宮城・七北田6年)が75(39・36)で回って2位に5打差をつけ初優勝。女子の部は、山路晶(宮城・将監西6年)が76(41・35)で制した。男女とも3位までが全国大会(3月27日、滋賀・瀬田ゴルフコース)への出場権を獲得した。

 2位に5打差をつけて優勝した今野は「ドライバーはいまひとつだったけど、アプローチとパターがよかった」と納得の表情だ。前半は2バーディーを奪うも2度のダブルボギーが響いて39。だが、後半はパープレーでまとめて東北ジュニア王者(8月)の貫禄をみせつけた。父はプロゴルファーの忠廣氏(45)。ドライバーの平均飛距離260ヤードを誇る飛ばし屋は「全国では優勝したい」と意気込んでいた。

 ≪女子 山路も後半回復で初V≫山路が3度目の出場で初優勝を飾った。「前半はパターが入らなかったけど、後半はよくなった」と笑顔。前半はボギーが先行し5オーバーと苦しんだが、後半は2バーディーを奪うなど1アンダーで回り、76の好スコアを叩き出した。「宮里藍ちゃんが好き」と将来、プロゴルファーを夢見る山路は「少しでも上位に入れるように頑張りたい」と来年3月の全国大会を楽しみにしていた。

続きを表示

2010年12月6日のニュース