高橋大輔 フリー、SPともラテン曲

[ 2010年8月20日 17:07 ]

札幌市内で練習を公開した高橋大輔

 バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート男子銅メダルの高橋大輔(関大大学院)が20日、札幌市内で練習を公開し、来年3月に東京で開かれる世界選手権で2連覇を目指す今季のフリーはアストル・ピアソラ作曲のアルゼンチン・タンゴ、ショートプログラム(SP)はマンボなどのラテン音楽を使うことを明らかにした。

 SPはクラシック音楽も用意したが、激しいステップでインパクトのあるラテンを選択。フリーとやや似た音楽となるが「同じジャンルに見えないように(表現力などで)自分を試せたら面白い」と意気込んだ。4回転ジャンプはフリップかトーループのどちらかを構成に組み込むという。
 SPは今季からのルール改正で得意のステップが減るため、アピール部分と重視する技と技のつなぎの振り付けを入念に練習した。右ひざの手術後だった昨季と比べ「今のところ変なストレスがない。世界選手権に照準を合わせたい」と充実した表情。SPは27日からのアイスショー、フリーは10月2日のジャパン・オープンで披露する。

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2010年8月20日のニュース