琴欧洲の結婚式付添人…相撲連盟会長に殺人容疑

[ 2010年8月6日 06:00 ]

 ブルガリア出身の大関・琴欧洲と親交があるとされる同国相撲連盟のペタル・ストヤノフ会長が金で複数の殺人を請け負っていたとして、殺人容疑で先月、地元司法当局に逮捕された。同国メディアが5日までに伝えた。

 ストヤノフ会長は7月23日に他の数人とともに逮捕されたが、容疑を否認。裁判所の決定で3日に保釈された。
 ストヤノフ会長は相撲の世界選手権などでメダルを獲った実力派で、琴欧洲と親しく結婚式でも付添人を務めたという。
 ブルガリア司法当局は容疑者らを国内各地で一斉に逮捕。ツベタノフ内相は「彼らは金で複数の殺人を請け負い、実行した疑いがある。特に危険な犯罪者集団だ」と強調した。ボリソフ首相は、ストヤノフ会長の保釈を認めた裁判所の決定に「政府に対する挑発だ」と反発。事件に関する新証拠が近く示されると明らかにし、追及への意気込みを示した。

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2010年8月6日のニュース