バーディー1つだけ…巻き返し誓う遼くん「いい感触あった」

[ 2010年8月6日 08:31 ]

第1ラウンド、8番でパーパットを狙う石川遼。1オーバーで37位につけた

 【ブリヂストン招待第1日】後ろ向きな言葉は使わなかったが、石川の第一声からはもどかしさがにじんだ。「悪いゴルフではなかった。むしろいい感触があった。チャンスもつくった」。しかしバーディーは1番だけ。悔しい18ホールだった。

 グリーンは軟らかく、コースは攻めやすい状態。午前に回ったB・ワトソンは6アンダーを出していた。午後スタートの石川もいきなり第2打を1メートルにつけるバーディー発進。しかし、パットがさえない。2番(パー5)で3パットのパー。3番も約2メートルのバーディーパットを外した。「序盤のチャンスを生かせなかったのが、アンダーにできなかった原因」と振り返った。

 この日から、新たなパターを導入した。ヘッドの先がわずかに上がった、石川にとって構えやすい形状という。契約メーカーに春先から依頼していたものが完成した。しかし「一日二日では慣れない」(石川)のも事実。ラウンド後は練習グリーンへ直行した。

 ショットの調子は上々とあって、パット次第では一気にスコアを伸ばすことも可能。「トップは6アンダーだが、上はそんなに詰まっていない。まだまだチャンスはある」と巻き返しを誓った。(共同)

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2010年8月6日のニュース