5大会連続五輪目指し…寺内が現役復帰へ

[ 2010年8月6日 11:48 ]

 飛び込みの第一人者として五輪に4大会連続で出場するなど活躍し、昨春引退した寺内健(29)が2012年ロンドン五輪出場を目指し、現役復帰することが6日、分かった。来春に予定されている日本選手権が復帰初戦となる見込み。

 兵庫県出身の寺内は01年世界選手権の3メートル板飛び込みで3位に入り、日本男子初の表彰台に立った。五輪は1996年アトランタ大会から4大会連続で出場。北京五輪は11位に終わり、昨年からスポーツ用品メーカーのミズノに勤務していた。

 ミズノはこの日、寺内が9月に退社することを発表、「世界でもう一度戦いたいという思いが強くなり、復帰することを決意しました」との寺内のコメントを紹介した。

 日本水連の末広昭人・飛び込み委員長は「本人が頑張ってくれるのもうれしいし、飛び込み界が活性化して他の選手にとってもプラスになる」と歓迎した。

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2010年8月6日のニュース