バタ世界記録保持者「精神的な理由」で処分逃れる

[ 2010年8月6日 08:29 ]

 国際水連は5日、抜き打ちのドーピング検査に必要な居場所情報の提出を3度怠った競泳男子50メートルバタフライの世界記録保持者、ラファエル・ムニョス(スペイン)について、ムニョス側の主張を受け入れてドーピング違反とはしないと発表した。

 18カ月の間に居場所情報の提出を3度怠ると違反となる。ムニョス側の医師は最初に提出しなかった際にはムニョスは精神的に脆弱だったと訴え、国際水連はこれを認めて未提出は2度とした。世界反ドーピング機関(WADA)は「決定の理由を精査してスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えるかどうか判断する」としている。(共同)

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2010年8月6日のニュース